2012年03月26日
いつもありがとうございます。
山形県鶴岡市の有限会社 畑田鐵工所です。
3月23日の午後1時30分より、ISO9001取得に向けた「主要活動メンバー」による3回目の勉強会、兼スタッフミーティングを行いました。
今回主に行ったのは、
1.前回出された宿題の確認と今後の取組について
(品質方針・品質目標の設定、その外各種インフラ一覧表などの作成)
2.品質マニュアルの解説、及び新たな宿題の確認
(品質マニュアル→製品に関する要求事項のレビュー、『要求を「確認」し「記録」に残す』こと)
(次回宿題→「品質マネジメントシステム体系図」の作成など)
以上の2点です。
今回をもって、いよいよ畑田鐵工所の「品質方針」が決定しました。
今までも「ものづくり」の会社として「品質」を日々強く意識して業務に取り組んでおり、
「顧客満足が得られる良品づくり」という大方針は当然ながら持っておりましたが、
それを、ISO9001の要求事項に沿って文書化したことにより、明確な形となりました。
また「品質方針」に基づいて初年度の「品質目標」も設定いたしました。
達成度が評価できるよう、また具体的な対策がとれるように「数値」を盛り込んだ目標です。
会社の規模的に「全社目標」として設定しましたので、これから一年間は、
この目標の必達に向け全社一丸となって具体的取り組みを進めてまいります。
「品質目標」を達成することにより「品質方針」が維持でき、
「品質方針」を維持することにより「顧客満足」を向上でき、
「顧客満足」を向上することにより弊社の「永続的発展」が実現できる。
このシビアな因果関係を常に忘れないようにしなければと思います。
また、今回の「品質方針」「品質目標」に関する話の中で『周知』という言葉の意味を学びました。
我々はなんとなく『周知』という言葉を「伝達」ぐらいの意味で使っていますが、
正しくは「伝達→理解→実行」まで出来て初めて『周知』と言えるということです。
確かに「知っているけどわからない」「わからないから実行できない」では意味がないですね。
「品質方針」「品質目標」ともに、全社員に周知徹底できるような方法・工夫を重ねていきます。
他にも、あらためて現在の受注フロー、作業指示方法・指示文書などの見直しを行いました。
ISO9001取得に向けた弊社の取り組みも、「各種インフラの文書化・把握・再点検」という初期段階からいよいよ具体的行動に向けて動き出す段階に移りました。
まだ先は長いですが、これからも一歩一歩着実に前進してまいります。
次回ミーティングは4月中旬に開催する予定です。